◆1話 ◆深夜に偶然見てた四畳半!なんかオシャレアニメやってる…。面白かったのでいつの間にかハマってしまった。録画して5回くらい見てしまった。小説が原作らしく、キャラの台詞がみんな面白い。日本語が面白いっていうか、多彩な言葉の言い回しというか、引き出しが多いというか…。主人公が初めから終わりまでずっと早口で語り続ける。声優さん凄いなぁと思った。主人公は「私」で名前がわかんない。バラ色のキャンパスライフを夢みていたのに、入ったテニスサークルでは人と打ち解けられず、恋には破れて…一人になったときに、同じサークルに入っていた小津に目をつけられる。この小津がやばい。風貌が妖怪そのものすぎて!ねずみ男かと思ったし。「私」から見た小津の第一印象が「縁起の悪い顔した不気味な男」「繊細な私だけに見える地獄からの使者」…(笑)繊細て!これが小津とのファーストコンタクトでありワーストコンタクトであったんだと。最悪だったのね。小津怖い!!けど憎めないなぁ。可愛いんだけど。で、まだ続く小津の紹介。本編で「私」が語ってた内容が個人的に大好きなので、そのまま抜粋すると…「夜道で会えば10人中8人は妖怪と間違え、2人は妖怪と納得する。他人の不幸をおかずにして飯が食える、およそ褒めるべきところが一つもない男だ。もし彼と出会わなければきっと私の魂は清らかだったであろう」出会ってしまってからバラ色の大学生活は台無しだ!みたいなことを言っているけど、原因は小津だけではない模様。けど主人公が恋に小津に悩んでるとこが楽しい。舞台が京都で実際の場所をロケに使ってるので、あいらぶ京都だ!という人(私)は映像見てるだけでやばいっす。鴨川とか琵琶湖疏水とか出町柳とか下鴨神社とか!あと…吉田寮!!!これがもうやばい。主人公の住んでる下宿があの吉田寮モデルなのよ。きっとそう。うぅ憧れだわ吉田寮。あの古びた感じたまらん。てか住みたい。下宿に住んでる、自称、神様が主人公の縁結びに協力するらしいから、これから色々起きそう。この神様も謎。なんか主人公と同じ寮に住んでるし。原作読みたいけど、ネタバレも嫌だからアニメでゆっくり見る。個人的にカステラのくだりがとても理解できた。あんなおっきなカステラをね、一人で食べるのは孤独の極致…大きいのは大勢で食べたいよね。私もバイト先でもらったスイカ一玉を、一人で食べたときは死にたい衝動にかられたからね。あれ孤独…。
▲ ◆2話◆今回はもしも「私」が映画サークルMISOGIに入っていたら…という話。前回、鴨川に落とされて時間が巻き戻ったところで終わったので、主人公はまた一回生からやり直している。毎回こんな感じで、進んでいくんだろうな。人生やり直して、もし自分があのときこの選択をしていれば…みたいな。で、やり直してもやはり小津はいるわけで!絶対に出会ってしまうのですな。会長、城ヶ崎先輩の独裁体制である映画サークル。意味不明な先輩の演出で苛立つ「私」そんなときに小津が現れました。今回の小津に対する台詞が「これは月の裏側の住人か?はたまたE.Tか?」になっていた(笑)そして一話でのおきまりのやりとり。小津とのやりとり…すっごく良い。ほほえましいんですが。特に、
小津「どんな道を選んだって今みたいな有様になっちまうんだ」
私 「俺達、前にもこんな言いあいしてなかったか?」
小津「してるわけないでしょ。デジャヴですよデジャヴ。いずれにしても僕は貴方を全力で駄目にします」
私 「うぅ…お前は何故私に付きまとうのだ」
小津「僕なりの愛ですよ。我々は運命の黒い糸で結ばれているというわけです」…小津!愛が歪みすぎだ。本当に好きすぎてヤバい。で、隠された城ヶ崎先輩の内情を知り、先輩告発ドキュメンタリーを作るのだが…。今回の話で何回「おっぱい」って言った?もうなんなの(笑)先輩は変態です。こんな変態を崇拝している後輩ははやく目を覚ましたほうがいいっていうのは同感。崇拝しすぎて大変なことになってる。ここまで先輩のキャラがうざいと、うざい通り越して笑いが溢れてくるよ。「ガンバレ兄弟!」が個人的にきた。そしてドキュメンタリー映画開演。詳しくは、先輩の中傷映画…。ここまでするかってほどの作品。壁に大量の●●…もう笑いしかでてこない(笑)そして極めつけは、先輩の人形…「ただいま!かおり!」会場騒然。先輩の潔癖すぎる性格が歪んだ性癖を…。先輩黙ってるはずもなく部から「私」と小津を追う。そしてまた明石さんとの約束を思いだして正気に戻る主人公。まだ完成していなかった、純愛映画のフィルムを一人部屋でみる。…衝撃!!!女装した小津が相手役。で、…しちゃったね。うわぁ!なんかなめまかしいよーエロいよ。てか小津ほんとに主人公好きすぎるな!
「そんなもんいらんわい!」で、また時計の針が巻き戻り。まさかキスシーンくるとか予想だにしなかったから、御馳走様でした。EDで原画スタッフに松本憲生を発見。だからなの…?あのなめまかしいエロスは!(知らねぇよ)キャラデザが中村さんで絵が動いてるだけで新鮮なのに、なんか凄い。
▲ ◆3話◆え!?冒頭から主人公がロードバイクとばしてるんですが。いつからこんな健康的になったの!?て思ったら、やっぱしいつも通りに不幸がやってくる「私」なのでした。今回はサイクリング同好会ソレイユ。合格発表のときから誘いをうけていたので、さっそくバラ色のキャンパスライフ求めて入部したものの…そこはガチンコ自転車サークルでした。来る日も来る日もトレーニング。元々、虚弱体質で運動など避けてきた「私」は本格的体育会系など荷が重すぎたのでした。絶望する「私」の前に現れたのは、またしても小津!ていうか、もう絶対出会ってしまう運命。諦めたほうがいいと思うんだけどな。けどここまでくると、なんか主人公に同情してしまうわぃ(泣)なんでいっつもそうなっちゃうのって!今回の「私」からみた小津紹介→
「海からあがってきた半漁人のような顔をした男がいた」「すみやかに海へ帰れ!」ここでの小津はまんま半漁人でした。なんにでもなれる小津は凄いよ。小津との絡みは少なめな感じがしました。まぁ理由は彼が黒幕で裏でこそこそしていたからなのですが。体力のない主人公は、自転車のスペックで勝負を挑む。バイトに明け暮れロードバイクにつぎ込む。そしてフルスペックマシンを手の入れたわけですが…しまなみ杯にむけてこれで勝ちは決まったと思っていたのに。自転車整理軍に自転車を盗まれてしまい…当日の大会は、ママチャリのまなみ号で勝負!と思ったら、出場車両と認識されず、ゴール地点まで運ばれ、開始から四時間も遅れてスタート…完走したものの、あの盗まれたマシンがまさかの人物の手に渡っていて…!なんかもう、ここまでくると主人公可哀想すぎて運命を呪うなこれはと思ってしまいます。で、明石さん登場。相変わらず可愛いです。明石さんのサークル、鳥人バードマン部に、飛行機のパイロットになってくれと頼まれる。虚弱で貧相な体がパイロットにぴったりだという。しかし!変に期待に応えようとしすぎて…主人公がとんでもない事に。すっごいムキムキ。城ヶ崎先輩は相変わらず熱いなぁ…間違ってると思うけど。初めて明石さんのポニーテール姿が見れた。可愛い(^^)で、鍛えすぎた主人公はパイロットから外されるわけですが、部長の台詞が
「君はもうその筋肉と一緒に帰ってもらって結構だ!」(笑)筋肉と一緒て!思わず笑った…。で、最後は自転車整理軍に明石さんの飛行機が盗まれ、それを目撃した私が、盗んだやつと明石さんに勘違いされ、夜の川に飛行機と一緒に落下。また時計が元に戻りました。なんでここまで主人公不幸なの。もうっ!てなります。毎回こういう、違った世界のパターンが続くのかな。最終回がみえないアニメです。
▲ ◆4話◆闇鍋パーティーから始まる。ぐつぐつ煮られる鍋!怪しいもんばっか入ってる鍋!エイリアンのへその緒、ちゃきんにチョコ、ビール…。何故こんなことしてるかというと、これも修行の一環らしく、「人生一寸先は闇である。我々はその底知れぬ闇の中から自分の益となるものを過たず掴みださねばならない。そういう哲学を実地で学ぶ訓練だ」by樋口師匠。何故こんなことになってるかというと、バラ色のキャンパスライフを毎度のごとく夢みた「私」が掴んだチラシは「弟子求ム」のビラ。今までと違うところは、掴んだ時点で、嫌な予感がしており、全力で逃げようとしたとこ。けどあっさり師匠と小津に捕まってしまい、「私」は樋口師匠の二番弟子になってしまうのでした。一番弟子は小津。他にも樋口一門には明石さん、羽貫さんがいた。羽貫さんて、一話で登場した小津行きつけの歯科衛生士ではないですか!ここで絡んできたね。好物がエチルアルコールとカステラ。酔うと人の顔を舐めまくる…一話と繋がってる。あの小津がもらったでかカステラは羽貫さんが!?こんな仕掛けがあるなんて。いかにも不毛なメンツに囲まれて、訳の分からない修行にあけくれる「私」。時には、明け方まで「乳」についての熱い論議。このアニメはほんとに乳好きだな。てかもうでかくなりすぎだよ!やっと樋口師匠の素性が明らかにされた。師匠は仙人でなく、大学の8回生。常人ではない雰囲気をまとっていて、一年中浴衣とタカ下駄を履いてる。日本語以外できないのにどこの国の人とも仲良く話せる。身が軽くて体も凄い。かといって何の行動にでるわけでもなくただひたすら堂々と暮らすことだけに専念。樋口師匠…すげぇ!で、本編は師匠と城ヶ崎の自虐的代理代理戦争へと加速していくのですが。城ヶ崎とは5年前から戦いが始まってるらしく、その戦いもみみっちい戦いで、相手の部屋のドア塞いだり、下駄の底くっつけたり、ゴキブリキューブ投げ入れたり…主に弟子が使われるわけですが。で、「私」に与えられた最終試練は、幻の亀の子タワシを手に入れること!このタワシの説明が、すっごい難しいこと言ってると思って聴き耳立ててたら、そうでもない(笑)難しい言葉を使えばそれらしく聞こえるから凄い。「太平洋戦争直後の混乱期~」凄いそれらしい。要は、恐ろしい程の洗浄力を持つタワシ。タワシを買ってこないと破門されるので探す。そこで明石さん登場。京都の街をぶらぶら…凄く見覚えがある場所ばかりでした。錦市場とか。ほんとそのまんま!そして幻のタワシを見つけるのですが…値段なんと10万円!!んな馬鹿な。諦めて破門覚悟した帰り道…鴨大橋の下で歌を歌う師匠が。「まるばつさんかくいつもしかく~まるをさがして~」何だこのしんみりする歌は!藤原さんが歌ってる。良いすな藤原さんの声良いすな。今でも脳内再生してるよ。そして、自虐的代理代理代理代理…戦争に巻き込まれる「私」!小津は城ヶ崎のスパイでしたオチ。師匠は旅にでてしまった…。残された「私」は引き継がれた自虐的代理代理代理代理…戦争をする羽目に。小津と。後悔してまた時計の針が巻き戻った…。けどこれ前の話と繋がってきてる。映画の話もしまなみ杯も、この話の伏線になってました。面白い…ちょいDVD欲しいやん。正規のやつ欲しいです。
▲ ◆5話◆今回はソフトボールサークルほんわか。で、名前の通り皆ほんわかしている。主人公もやっと自分の場所見つけたのかとちょっと安心…いや、安心できず!これは今までのサークルの中でも一番ヤバい。このサークル、ソフトボールとか言ってるが、それは仮の姿で「健康食品会社ほんわか」の株組織。サプリメント、ドリンク、体に良いとかいうはちみつキャンディー…NASAの科学者が発見したとかいう謎のキャンディー…。宗教でしょコレ…。その会社の一人娘である黒髪の乙女に恋しちゃった「私」は彼女に会うべく、懇親会の切符を手に入れようと、ほんわかの罠にはまっていくのですが…。大丈夫か!?今回は色々ツッコミどころがありすぎて何から書けばいいのやら。ほんわかメンバーはずっとニコニコ笑っていてまぢ、怖かったです。本部に行くまで目隠しされるとかヤべぇよ。沢山ありすぎるので、面白かった台詞抜粋しとこう。
女A「大人がちゃんと見本をみせてあげる事が教育なんだと思うよ」
女B「子供に正しい大人の態度をみせてれば変な子は育たないと思う」
男A「小さい頃にちゃんと愛情をもらった子供はグレないっていうし」
主人公「赤信号でも渡ってみせて法律をうのみにしないリテラシーを教えてあげればいいんだよね!」その時の部員達、凍りつきようが半端ない。主人公よく言った!
教祖「来るべき大災厄に備えて私達は救済の箱舟を用意しました。動物のつがいを一組ずつ入れ、そこに人間の男女も乗り込みます。言うなればノアの箱舟です。…(略)新しい世界を創造するのです!」
教祖「このまま世界が続くわけがない。残念だけど」
教祖「魂の故郷プレアデス星へと帰還できます…(略)」
もう狂ってる(笑)プレアデス星で笑いのピークが。あと教祖的な社長のしゃべり方がなんとも言えない。ああいう風なんだろうな教祖様って…みたいな感じだ(笑)容姿もぽっちゃりしててなんか雰囲気ありすぎるんだよ。
指導員「皆!まだ心を開いてないよね~(略)魂の交換をしないと次のステージには進めないよ☆」次のステージってなんだよ。どこに行くんですか。もうわからないよ。魂の交換て物凄くやべぇ響きなんですけど。
あとはお決まりの小津との絡みあり。本当に女装好きですね…。またやらかしてました。今回違うのは、いつも「私」は小津に出会うことを良しとしていなかったのに、出会って意気投合し、今度は小津に助けられたとこ。いっつも疫病神みたいな扱いだったのに、今回小津さん男前です。物語も色々つながってきました。4話で師匠が読んでいた本が実は、「私」が小津に1年前に貸した本であったこと。地球儀も。で、その本は古本市で買った本だった。これは1話の明石さんがバイトしていたところ。そこで出会った明石さん。で、最後に衝撃がっ。「私」の部屋を窓から覗くヒゲ面の男…それは、主人公!?え!?どういうこと!?未来の「私」!?なんか色々話の核に迫ってきたような。ようやく進みそうな感じです。ヒゲ面男がうなって窓から侵入しようとしてたとこは、まぢオカルトでした。素で怖かったです。あと小津さんと主人公の絡みは今回最高でした。愛が芽生えそうな予感…
主人公「あいつ(小津)は一体何者なんでしょうか」
樋口師匠「そうさねぇ…とらえどころのない男だからなぁ。しかし、貴君の事も身を挺してかばうと勇ましいことを言っていたよ…」▲ ◆6話◆今回、主人公にまさかのモテキ到来か!?羽貫さん(歯科衛生士)、かおりさん(ラブドール)、けいこさん(文通相手)…の三人(?)の間で揺れ動く!やっときた好機を逃してはいけない…と「私」のジョニーは言うのですが。いつもサークルを一つに絞っていましたが、この話ではいくつも掛け持ちしている模様、英会話サークルが今話の中心でした。サークルには羽貫さんも在籍しており、彼女の英語の文法はデタラメなのに溢れ出るパッションで、何故が英会話講師との会話が成り立っていた。主人公はというと、文法を組み立てるのに必死で、ろくに会話出来ずにいた…。上手く話すことができないと、羽貫さんに相談…会話の中に小津がでてくる。「私」と小津は同回生で、工学部電気電子工学科に所属しているらしい。小津とは一回生の六月に出会ったとのこと。出会いから今までのことが回想ででてくるのですが、一話からの内容でした。この話は人生のやり直しの繰り返しですが、一話ごとに分かれておらず、繋がっているということが判明してきてます。主人公…小津に付きまとわれてなかなか恋人ができない的なことを羽貫さんに言ってますが、それは…なんだかんだで小津なしでは生きていけないのでは?というか、小津が貴方の人格を作っているようにも…。で、そんな小津さんにも女の影が。羽貫情報によると、だだいま恋愛中の小津さんらしい。相手は箱入りのお嬢様で苦労しているという…それを聞いた主人公「あいつに限ってそんなわけありません!」その時、後ろで赤くなってる小津がカワユスでした。小津さんでも照れるんですな。主人公の恋?の結末はまだ決着も何もつかず、最後は小津さんオチでしたが。どうなるのやら…明石さん出てこなかったので、何かありそうです。もしや。小津の恋愛中の相手か…?とか色々考えてみたり。かおりさんも、城ヶ崎先輩の物なので、そこで何かあったかのような会話もあり、話が繋がってきて、また伏線になって…の繰り返しっぽいです。羽貫さん色っぽい。主人公が理性を保てるのか謎でしたが、やはり「私」にそんな力量はありませんでしたな。酔うと人の顔を舐める羽貫さん可愛い。樋口師匠の恋人でした。しかし、師匠は旅に出てしまったわけで(4話)やけになってたわけで、それにただ巻き込まれたわけで…そんでまた時間をやり直す!今度は数時間前!いよいよ話も折り返し地点っぽいね。…で、主人公の英会話は、小津の悪事を溢れ出るパッションでスピーチ。サークルの名物コーナーになったんだと。すっごい流暢な英語で笑いがでた。小津のおかげで上手くいったな英会話!
▲ ◆7話◆今回は数時間前、つまり前回の初めに戻る。人生初のモテキ(?)の中心にいる主人公。羽貫さん、かおりさん、景子さん…誰を選ぶのか。そして結果、かおりさんに。サークルはヒーロー同好会。可愛いもちぐまんの着ぐるみを被って、ヒーローショーにでる。このもちぐまんてキャラ、すっごい萌え。表情が全くないのがまた良しで、何考えてるのかわかんないとこもまた良し…可愛いすぐる。そんなとき、城ヶ崎先輩から、かおりさんのボディーガードをしてほしいと依頼がくる。なんでも、しばらく家を留守するので、かおりの身が心配ということだった。ラブドールは、そこらのダッチワイフとは違って、崇高な趣味らしいっす。小津さんによると、相手のことを想い、大切に愛でながら暮らすことに意味があるとのこと。へー!小津さんは相変わらずですなー。「無駄口を言わないと寂しくて死んでしまう」「無駄口を言う限り死なない」とか言うあたり、小津さんらしい。てことは、貴方死なないね。言わなくなったら小津さんじゃないもんね。主人公、魂の入っていないものに感情移入するか!とか言っておいて、どつぼにハマってしまいました…。先輩の、かおり接待マニュアルが、やばかった。あんなにあるの!?すごい世界もあるのねぇ。楽しいですな♪主人公、かおりさんと一緒に生活するうちに、かおりさんの声をきくようになる。まぁ、これは幻聴だと思うけど、あと想いすぎて、思いこみ激しくなってる。てか、かおりさんの声は主人公役の浅沼さんとジョニー役の檜山さんだった…。「・・・・ですわ」「・・・・まし」て(笑)明らかに、声が女じゃない!て思ってたけど…よくあんな高音が。声優さんはすごい。思いこみと妄想が激しくなって、最終的にかけおちしますが、先輩に捕まって終わります。二人の愛にはかないませんて。前話の話と繋がったし、伏線はちょこちょこ解消されてて、見ていて気持ちいいです。で、今回の衝撃は、小津さんの顔が一瞬妖怪顔ではなく、普通の人間顔になったこと。何故!?もしや、主人公には妖怪に見えてるだけってパターンか。意外とさっぱりしてて可愛い顔してた。つうかね…OPで話に出てくるキャラとか、ネタバレしてんのね。小津さん人バージョンも、ちらっとでてきてました。けど、その時はこいつ誰だ!?て思ってたので、すっきりしました。来週は、景子さんを選んでいたらパターン。最近、明石さんとの絡みが少ないので、もっと!多分、最終的にそっちメインだろな。
▲ ◆8話◆冒頭、「私は罪な男である…」激しくツッコミたい。全然ちゃう!勘違いとお前の妄想だ!今回は文通で知り合った景子さんの話。話は終わりのネタばらしまで、終始手紙での会話と、景子さんイメージ像と…主人公の空想。読書サークルに入った主人公は、ここが私の場所だと前向きなんですが、読書サークルは本当にまじめに本を読むクラブ。主人公の期待している出会いとかバラ色には程遠い。そんななか、小津に薦められた本「夜は短し歩けよ乙女」。。これ森見作品じゃないすか。ちゃっかり宣伝をしてる!その本の裏に、景子さんの住所が書かれてあったと…。その本は元々古本なので、もとの持ち主の住所、名前が書いてあっても不思議だとは思いませんでした。そこから文通が始まるのですが、景子さんは主人公の理想の乙女像とどんぴしゃすぎるほどハマっていて、それにともなってか、主人公は自分を良くみせようと偽りの文を…。本当に気持ちいいくらいの偽り文だった。それで、ついに会うこととなったのですが、偽りすぎた自分と、本当の自分との釣り合いができず、会う日を先延ばしに。結局は本当の自分を見てもらうんだ!と、彼女のアパートまで行ってしまうのですが、彼女の部屋から出てきたのは…
小津さんでした。…やっぱり。なんかあると思ってたけど、小津さんでした。主人公は小津さんが作り上げた架空の人物、景子さんに恋をしていたと…。でも、違うのは、小津は途中で手紙を書くのに飽き、その代筆に明石さんを使っていたということ。つまり、明石さんと手紙のやりとりをしていたといっていい。明石さんは高校時代、主人公が演じていたもちぐまんに助けられたという恩があり、そのことを今でも覚えているという…「あのとき、先輩はとてもカッコよかったです」…明石さんだよ!あんたの相手は明石さん。けど、否定する主人公。「あれは着ぐるみを着ていたからできたからであって…本当の私は…」明石さんはもちぐまんが好きなだけ。私じゃない…。早く、気づいてくれー。もどかしいですな…。
▲ ◆9話◆今回はダークです。秘密機関福猫飯店に入部…いや入店した私。そのサークルは非公認サークルを裏で牛耳る悪いサークル。大学内のありとあらゆる情報やら、個人情報まですべて網羅しているという。主人公は自転車整理軍の総長に就任(その前は色々あって、何やっても駄目。小津政権に代わってからこの役をもらえた)総長になってからというもの、金に女に不自由せず、手に入らないものはないといった急変ぶり。しかし、とある事件から、何か切なく、心が痛む。自転車整理軍としての活動で明石さんの作ったバードマン部の飛行機を盗む。北の要人に売りつけるとか。それを知った明石さんは、主人公にビンタ。「先輩はアホです!」それから、心が急に空しくなってんのね。うまくいってるはずなのに、何か物足りない。心が寒い。こんなはずじゃなかった。もっと違う可能性があったはずなのではないか。そんな問いに、樋口師匠応えます。きた!樋口師匠!「貴君の人生などまだ始まっていない…。ありもしないものに望みを託すな。今ここにいる君以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。有意義な学生生活を満喫できるわけがない。私が保証するから、どっしりかまえておれ。
バラ色のキャンパスライフなど存在しない。なぜなら世の中はバラ色ではない。実に雑多な色をしている」…それが答えなんじゃないのかな。この作品というか、主人公の。そして、今回の小津さん。彼女がでてきました。なんと、ほんわかの社長の娘でした。いつぞやの社長令嬢が…!それを知った主人公の心情…小津も私と同様、無意義な学生生活をしていると思っていた。しかし、小津は無意義な学生生活を力いっぱいエンジョイし、彼女がいて、アホなみの純愛度である。不毛だったのは私だけだったのか…。どうあがいてもこうなるなら、もう何もしない!四畳半から一歩もでるものか!…うーん切ないなぁ。明石さんの落としたもちぐまんは、貴方に見つけてほしいから、色んなとこ転がってんのに。好機は目の前にあるのに、気づかない。本当の自分、気持ちを素直に、というか、はよ気づいてくれ。結局、樋口師匠が言ったように、自分以外、他の何者にもなれない。で、思うのが、無意義な学生生活って、学生てそういうもんじゃないの?有意義なことなんて、全体の一割ぐらいしか…もっと少ないかも…ぐらいしかないと思う。何をすればいいのか、自分が何者なのか分からず悩んで、けど遊んで、そんな無意義が続いていく。そんで、夢だの理想だのが、現実という社会にぶつかって…。けど、無意義があるからこそ、成長して大人になったら分かる何か。人生とは何かが分かるんじゃないのかな…。よくわかんねぇけど。
▲ ◆10話◆今回は主人公一人しか登場しません。最後のエンドロール…キャストが浅沼さんしかいねぇ!斬新。話も斬新でした。結局、どのサークルも選ばなかった主人公。バラ色のキャンパスライフなど夢、幻だと。だから、四畳半という高貴な空間で自らを鍛えることに。街に出て何をするというのだ!?以降二年間、ほとんどの時間を四畳半において過ごし、一部で四畳半主義者と呼ばれるまでとなった。ひきこもりです。これ、鍛えるとか言ってるけど、ただのひきこも…。物語前半は、主人公の部屋の説明。たびたび実写が混じって、なんかリアルでした。部屋全体が水の中のような、てか水中だった…の表現が、物凄く感じがあるというか、あの誰もいない部屋のずーんとした感じ。何だろう…ほぼ感覚なので説明できませんが、あの感じ!すごい伝わってきました。一人でずっといると、人間おかしくなるよね。うわあああ!とか、「おーい!誰か聞こえるかー!!」とか叫ぶ主人公。でも誰もいないから、返事なんてない。叫んだ自分が恥ずかしくなって赤面。凄く切ないじゃない…。気がおかしくなってるの気づいてるのに、「立派な人間というものは、いかなる状況下であっても決して動じることなく、冷静に思考しなければならない」とか…。冷静でいられたら凄いよ。そいつ人間じゃないって。そんなこと言ってますがね、占い婆の言葉が引っかかってる。「学生さんお困りであろう。人生を踏み誤ってしまった~今からでも遅くはない。好機はぶら下がってます」けど、まだ気付かない。部屋に閉じ込められたように、四畳半から四畳半へと移動。隣の四畳半にはカステラが。カステラをくれた小津という男。今回は手紙のみの登場。食べ物に困ることはない。隣に行けば、カステラと魚肉ハンバーグがあるのだから。で、ずっと四畳半を行けるところまで進む。机と本棚の隙間から財布発見。千円ゲット。それを次の部屋でも試し、どんどん増える千円の束。リュックに詰まった札束。終わりのない四畳半…今まで同じかと思えた四畳半だが、少しずつ違うことに気づく。彷徨いすぎて、主人公の顔がヒゲ面に。すべて同じ私の四畳半のはずなのに、何故細々とした違いが生じるのか?四畳半の秘密…
ここは「私」のパラレルワールド。この何十日もの間、「私」はこれまでのさまざまな選択の中でありえた別の平行宇宙の四畳半を横切ってきたのだ。札束の入ったリュックをもう一人の「私」の四畳半へ置いていく。前話でタワシ買ったよね…?このお金で。平行世界おそろしか。前話で、窓の外にいたヒゲ面は、平行世界のもう一人の「私」でした。すべて繋がった!まぁ、あれはホラーだな…。で、見えてきたいろんな「私」の可能性。それぞれの「私」は楽しい学生生活を送っている。それぞれの部屋に痕跡を残す、「私」に関わりをもつ人達…どこか懐かしく、愛おしい。今では、一人馬鹿なことをしても、それを馬鹿にしてくれる悪友(小津)もいない…涙。「私」はあったかもしれない可能性を選ばなかった。この四畳半世界は原理的に果てはない…一人では何も続かないのだから。
▲ ◆最終話◆うぉぉおい(涙)なにこの清々しい最終回!最高でした。親友だってやっと気付いたのよ。結局、明石さんを差し置いて小津が!小津さんエンドでした。うん(涙)…「オレなりの愛だ!」て!ラブすぎる。「私」が最後の最後で男前に。おもろかった。もう素敵アニメ見れなくなるなんて寂しいけど、良い時間でしたよ。これかなりオススメしたいアニメです。で、本編。一人でいればいるほど寂しい。他を攻撃すればするほど悲しくなる。あの日に戻りたい。初OPで時間を巻き戻した!EDがOPに!何だこれ…新鮮!斬新!文字の入り方がやばい「この後本編」て…面白い。色々ありますが、やばいと思ったとこだけ感想…全部だと長すぎるから。
*あの四人衆*
樋口師匠、城ヶ崎、羽貫さんは同回生だと本編でもそれとなく、わかってましたが、まさか、猫ラーメンの店主も同回生だったとは!!過去の彼らの4ショットは貴重だ。羽貫さんは髪短くて可愛いかった。城ヶ崎は今よりも大人しそうで、普通だ…見た目だけじゃ変態だってわかんない。樋口師匠…きゃわいい―!!髪短いほうがいい。店主…アフロ!!過去ははじけてましたね。今じゃあんなに落ち着いて…なんか、オカマっぽい臭いぷんぷんしてましたよ。で、やっぱ一番、師匠が可愛いかったです。羽貫さんとお幸せに!
*「私」の気づき~心の声(台詞抜粋)~*
・こうしてみると人間とは実に奥深く、多面的なものである。表面しか見ずに早合点して人を蔑むのはあまりにもったいない。
回り込めば思いがけない側面が見えてくる。
・これだけの面々に囲まれた私のキャンパスライフははち切れんばかりに充実していたはずである。
・私は何をしていたのか…。私は世界を味わう術を知らなかった。
・ほとんどの私の部屋にカステラを運ぶ男、小津。~~八面六臂の大活躍で、己のキャンパスライフを謳歌しながら全ての私にちょっかいを出し続ける。こんな男に出会っていれば、私のキャンパスライフは楽しいものになったであろう。
小津はたったひとりの私の親友らしかった…。(涙が畳にしみる)
・不毛と思われた日常はなんと豊穣な世界だったのか。有りもしないものばかり夢みて、自分の足元さえ見ていなかった。
・要するに率直に大方の予想通り平たく所はばからず正直に言ってしまえば……
そのとき、私は…彼女(明石さん)に惚れたのである。
・彼女(明石さん)を探そうと思えばできたはずだ。いつだって私はその一歩を踏み出せずにいた。
・今なら踏み出せる!何十歩でも、何百歩でも!
・小津…小津…小津…小津…!!
*私と明石さん*
ようやく明石さんが好きだと気付いた!今まで渡しそびれていた、もちぐまんを手に五山へ。もちぐまんがどういう経緯で主人公の元にきたかの話が入りました。コインランドリーで入れ替わったのね…。てか、明石さんが誰のものかも知らんボクサーパンツを、ちゃんと大事に持って、持ち主を探していたとう事実が…。さすがです明石さん。お互い探してたのね。もうラぶらぶじゃん。で、もちぐまん持ち主のもとへ。そして約束だった猫ラーメンを食べに行くということ。「よければ猫ラーメンを食べにいきませんか」 「はい。何故だか私はずっとその一言を待っていたような気がします」…明石さんカワエエ!その後は恋が実ったらしく、もう一緒にいました。お幸せに!
*私と小津
明石さんにもちぐまんを渡すために部屋を飛び出したかと思ったの。橋の上で明石さんを見つけたとき、感極まって涙まで流してたから…てっきり、明石さ――――ん!かと思ったの。あの流れだとさ…けど違った!主人公、橋の上で「小津―――――――!!」…ええええ!?小津を助けに走ってたときも心の中で「小津…小津…小津…小津…!!」四回も連呼した!しかも最終的に全裸になってジャンプ。凄い脚力だな。小津に全裸で抱きつきながら、「オレにまかせろ!身を挺してお前をかばってやる!」……す、すげぇ。全裸で告白とも近い台詞吐くなんて…!伝説だなこれ。鴨川に伝説が。川に落ちたときも、小津の手を離さず、「何があってもお前を離さんぞー!」「私とお前はどす黒い糸で結ばれているのだ」…これは小津が貴方に言ってた言葉…!立場逆転した(笑)ああラブすぎる。明石さんの存在が見事薄れてしまった。ヒロイン小津だったのか。うんまぁそうだよ。これはそういうアニメ!その後、入院した小津のお見舞いに明石さんと行く主人公。小津さん彼女の話となると照れて嫌がるのですが、そこを主人公に突っ込まれ、「紹介しろ!」…押しも強くなっておられる。退院後も、相島らにつけ狙われるので安全とはいえないので、主人公、小津をかくまうと豪語。
小津「何故、私にそんな興味をもつんです?」
私 「オレなりの愛だ!」
小津「そんな汚いものいりません!!」
で、END。これは完全に小津ENDだ。で、小津の妖怪顔はやはり、主人公の歪んだ主観によるものでした。気づいてからは、ずっと普通の人間でしたよ。そして今度は主人公の顔が最後…妖怪顔に!これから、小津のパラレルワールドがはじまる…!いいよ見るよやってくれ。永遠に見れる自信あるよ…。EDがOPのアジカンなのでじ~~んとした。涙でましたね。ありがとう!!面白かったよ。終わっちゃうなんて辛いけど、良い終わり方だった。今期の良アニメ。小説のアニメ化はあんま失敗しないような気がするな、空中ブランコしかり…私が原作読んでないからかもしれませんが。で、EDのスタッフでまた松本憲生を発見!…主人公の走ってるシーンですか?それとも、城ヶ崎とのアクションシーンか…?誰か…マニアの方、作ってくださいMADを。四畳半MAD誰か作ってくれないかな…。本格的アニメファン大好きだと思うんだけどな四畳半。ああ終わっちゃったー涙。
小説読んでみよか。
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