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(´・ω・)(・ω・`)

ブログ開設日 2012.7

管理人 にーとん

注意書き
このブログはアニメや映画などの感想を綴る感じの場所です。管理人はBL思考であり、百合も好きだし…という雑多な感じです。そんな趣向が感想にもあらわれてしまいますので、読む方はご注意ください。あと素人のくせに評論かぶれな部分があるので、作品批判を平気でします。好きな作品がある方、注意して気楽に流してください。


リスト 見たもの帳 (■は更新したもの)



日本映画
ピンポン 観察~永遠に君をみつめて~ SAMURAI FICTION 彼岸島 クローズZERO クローズZERO Ⅱ 黄色い涙
キクとイサムネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ



アメリカ映画 
インクハート 魔法の声 ロック・ユー! シャーロック・ホームズ マスター・アンド・コマンダー ピーター・パン 荒野の七人
リーグオブレジェンド~時空を超えた戦い~ タワーリング・インフェルノ インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 ディア・ハンター 大脱走
タイム・マシン 80万年後の世界へ フラッシュダンスユー・ガット・メール

アメリカ/ニュージーランド映画
ロード・オブ・ザ・リング ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

イギリス映画
ウィンブルドン ハイジ

フランス映画
列車に乗った男 王妃マルゴ

ノルウェー/スウェーデン映画
キッチン・ストーリー

日本アニメ映画
劇場版 銀魂 新説紅桜篇 銀河鉄道の夜 コクリコ坂から つみきのいえ 借りぐらしのアリエッティ 魔女の宅急便 言の葉の庭

日本TVアニメ
四畳半神話体系
機動戦士Zガンダム(1~10話) 機動戦士Zガンダム(11~20話) 機動戦士Zガンダム(21~30話) 機動戦士Zガンダム(31~40話) 機動戦士Zガンダム(41~45話) 機動戦士Zガンダム(46話)



ミュージカルアニメ(アメリカ)
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ドキュメンタリー映画
河 THE RIVER


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ユー・ガット・メール

監督 ノーラ・エフロン  公開・1998

ええ話やった…。管理人、これ何度も見てます。超分かりやすい王道ラブストーリーなのですが、テンポよく進むし、キャラの心情が細かく表現されていて、初めから最後まで丁寧にお話を作っているなという作品。メグ・ライアン可愛い…っていう作品でもある。OPは軽やかに音楽とともに始まり、小道具を沢山見せてからの人物登場。主人公のキャスリーンはフランクという彼と同棲中。しかし、彼には秘密でパソコンでメールのやりとりをしている相手がいる。キャスリーンのHNはショップガール。もう一人の主人公、ジョーはキャスリーンのメール相手。HNはNY152。こちらもパトリシアという彼女と同棲中。メールの中ではとても親しい友人。現実では商売敵という関係のジョーとキャスリーン。メールでのやりとりをバックに街で彼らはすれ違ったりしているが、彼らがメールでの友人だなんて誰も知らない。二人だけの世界であるメール。そのメールでのやりとりがいつしか彼らの心の支えとなり…。お互いの名前も職業も住所も知らない。別れたければすぐに別れられるが…やめられない。話題は本、音楽、他愛もない話…。そんな彼らのやりとりを聞いているととても幸せな感じがする。ほっこりするといいますか。ほんのささいな日常の話なんだけど、ジョーの話はユーモアがあるし、それを返すキャスリーンも知的だし。言葉を沢山知っている感じで高レベルな二人なんだなという。はたから聞いていても楽しい。二人は同業者で、本に詳しいから言葉の種類が多いのも頷けるんですが。街角の小さな店が街角の大きな店に潰される…。現実の大嫌いな敵がまさかNY152さんだなんて…!キャスリーンとジョーが喫茶店で会うシーンは物語のポイントになるシーン。ジョーだけが、ショップガールがキャスリーンだというのを知っている。どちらかが知ってるというのが…いいよね!そこからの展開、話のキモに迫っていく感じがなんとも。エレベーターに閉じ込められたジョーとパトリシアのシーンなんかハッとします。もしもここをでられたら…同じエレベーターに閉じ込められた夫人は言う「ここを出られたらママと仲直りを…なにしてるかしら」同じく乗っていた男は「おれは出られたらオーリートと結婚する。愛しているんだ、今まで何を…迷っていたんだろう」そしてパトリシアは「私は目じりのシワをとるわ」……おぃぃぃぃぃ…空気よめや…っていうかなんと想像力のないがさつで思いやりのない発言というか。パトリシアの人間性を垣間見てハッと気づいたジョーは目が覚めて彼女と別れる。ジョー「一緒に乗っていた男は求めるものを知っていた。その男が羨ましかった」ジョーは今までお付き合いした女性は多いが長く続いたことはない。愛とはなんなのか。自分のハートを満たす女…そんな女に出会ったことあるか?と父に問われ…。そこで決意を。そう、心を満たす女性はキャスリーンだと気づくんですよね。求めていた人だと!リアルではいがみ合ってたけど、本当の彼女の素をメールを通して知っているから。その人間性に惹かれるというのは本物だと思います。恋に見た目はあるけれど。もし彼女が不細工だったら…そこは映画だからメグ・ライアンだから!本気でアプローチを開始するジョー。お見舞いに好きなデイジーの花持って行ったり。これもメールでのやりとりで知っているんだよね。そして「友達になりたい」と告げる…。メールでは親友だけどリアルではここからが始まりなんだものね。会う回数を重ねていくジョーとキャスリーン、次第に仲良くなり、商売敵としてではなく、一人の人間として接する。そうしていくうちに惹かれていく。メールでリアルで、一人二役をこなすジョー…。キャスリーンにNY152だというのもバレずにやってのけてる器用さはやはり頭がいいというか。キレる。仕事のできる男は違うな…って感じがしました。そしてNY152と会う日、ジョーは告白するんですよね。「僕らの間に店のことがなくて、ただ普通に出会っていたら…電話番号を聞いてた。きっと24時間も待てずに君に連絡してたよ」「約束を破った男は許すのに、僕の小さな罪は許せない?店を奪ったこと許してほしい」素直な思い。本当になにも隠してない。キャスリーン「いかなきゃ…」名残惜しい感じの彼女。きっとこの告白に心が揺れてるんだと思う。もう憎んでいたあいつじゃない…。ああああこのギャップ!!敵だったのにじつは優しいとか弱いんだから女は!!ジョー、イケメンすぎ。で、で、NY152とついに会うシーン…。「ブリンクリー!!」犬とやって来たよ!!NY152=ジョーが!!!登場とともに音楽が流れるんだけど、管理人、、泣いたわ。何度も見てる。ラストだってたいてい察しはつくがな!けどね、わかってるけど泣くのよ。これきた!みたいな感じで。王道バンザイ。今までの丁寧な描写あってこそこのラスト。色んなことあったよね…思いだされる。「あなたでよかった ずっとそう願ってた」キャスリーンの台詞。いつからずっと願っていたのかは、きっとリアルに友達になってからだと思うんですが。ずっとっていうのはきっとその前から、運命のようなものなんだと思います。そして抱き合いキスしてEND。めでたしめでたし。EDの歌詞も二人の心情と重なって、余韻が… 「あなたといると本当の自分になれる。今までにないほど自然のままの自分に…」言葉がどれほど大切なのか、本当の愛とは…ストレートに分からせてくれる作品でした。

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言の葉の庭

監督 新海誠 公開・2013 

いや美しかった…雨の日に見たくなる作品ですね。もちろん晴れの日に見たって作品の素晴らしさは変わらない…。水と緑が綺麗でした。雨つぶがこんなに美しいなんて、日々、雨の日やだなーって思うのですがこれを見ると雨って素敵やん…と思える。霧のたちこめる公園、見ず知らずの男女が東屋で出逢う。雨の日は午前の授業をさぼりここへ来るタカオ。そして謎の美女。社会人なんだけど時間帯的にこの人もさぼり…?後にこのミステリアスなお姉さんの素情が分かるのですが。出逢って早々、短歌を残し去る女性。「雷神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」…万葉集にでてくる短歌だそうです。意味は「雷が鳴って雲が広がり雨が降ってくれたら貴方をここに留められるのに」だそう。この短歌が最後、また効いてくるのですが、はじめは何?何言ってんのこの姉ちゃん…としか思えないんですよね。けど、いい!そのミステリアスなところ、惹かれてしまう。そのミステリアスな大人の女性というところにタカオも惹かれていくわけなのですが。タカオ、15歳の高校生だけど明らかに精神年齢高すぎでやばい。この歳でちゃんとやりたい目標があるというのが周りの学生と違うところ。しかも靴職人て…マイナーにもほどがある。しかもちゃんと専門学校行くための資金をバイトで稼いでいるし、欠点がまるで見つからない。欠点なのかどうかわからないけど、周りのことにあまり興味がないのか、ひたすら自分の世界に没頭するとこは良いとこでもあり悪いとこでもあるような。ミステリアスお姉さんは後にタカオの学校の古典の先生、ユキノさんということがわかるんだけども、そのことに気づかないタカオですから…。学校でも違う世界に住んでいたタカオだからこそユキノを救えたと思う。ユキノの抱える問題は本当に理不尽で彼女は何一つ悪くないことで。壊れた心を治すための雨…なのかもしれない。うまく歩けなくなったユキノに歩きたくなるような靴をつくる…泣ける。ここで何故タカオが靴職人を目指すというキャラになったのかがわかります。流れる音楽、風景、季節が六月から冬に至るまで。風景は実写に近いんだけども、実写じゃないのはとても綺麗な部分を切り取っているかのように思えること。街並みとか電車とか全てが美しいんだよね…。すべてたぶん実在する場所なんだろうけど、そりゃ聖地巡礼したくなるよっていう感じです。あの世界に住みたくなるんですよね。そして初めの短歌の返しでタカオが「雷神の 少し響みて 降らずとも われは留らむ 妹し留めば」と言う。訳は「雷が鳴って雨が降らなくても私はここに留まるよ貴方が引き留めるなら」…良い…。短歌で思いを言いあうって素敵やん。ユキノは27歳、年齢差12だけど、この年齢差が良いよね…!27歳でババアはいけない…全然まだ若いから!!これだけ年齢が離れていてもタカオの精神年齢では追いついてると思う。俺はあの人からしたらただのガキだ…ってタカオ言ってるけどガキじゃない…。これからが末恐ろしいよ。ユキノとタカオの遠距離恋愛と、靴職人になるタカオの未来。どちらも気になる感じで物語は終わり…途中、秦基博の「Rain」という曲が流れるんですが、感情が高まるシーンとともにやってくるので管理人、ドキッとした…。きたぁぁぁぁ!って感じで。作中のタカオがユキノの足に触れるシーンもドキドキしたし、エロいことしてないんだけどこう艶っぽいというかね…まじめに靴作ってるんだけども。とにかくよかった…。音楽にもかなりこだわっていて。非常に芸術度が高い作品でした。雨の日に何度もみたい…。

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魔女の宅急便

監督 宮崎駿  公開・1989 

数年ぶりの更新…いつもサイトを覗いてくれてる方々に感謝。管理人、生きてます。なかなか映画の感想書くぞって気になれなくて数年。やっと書こうと思えました。やっぱジブリ最強。ジブリってほんとたまに無性に見たくなる。そして魔女の宅急便は何度も見てますが飽きない…!

OPから野原に寝そべるキキ。風がとても気持ちよさそうに吹いています。ちょっと強いくらいの風。物語の初めから最後までこの風はとても重要な感じになっておりまして。ストーリーを加速させるのに、何度も風を吹かせるわけです。キキの初仕事は強風によりお届け物が飛ばされ、飛行船は強風によりロープが切れ空へ…。あと箒にのってる浮遊感がたまらないですね。上から見た街並みとか、キキ視点の風景で見ている者も飛んでいるかのような錯覚に…。13歳で一人立ち。田舎から大きな街へ移り住む。海の見える素敵な街だけど、中に入ってみれば結構冷たい人達…。頼るものもなくて希望を持って行ったのに、一瞬で理想みたいなものが崩れる。魔女だけど、ただの未成年としか見られないし、キキ、街の洗礼をうける姿は見ていて、がんばれ!とキキのお袋さんのように見守るわけで。そんな不安ななか、トンボっていうなんかチャラい男の子にナンパされ、レディに話しかけんな!!とブチギレ。ほんとただのチャラ男なんだけど、物語が進むにつれて別にチャラくなくない?ただの好青年なんじゃない!?ってなる。夢に向かってまっしぐらの社交的なリア充。友達も多くて~みたいな。キキがムカつくのもなんとなく分かります。やきもちも入ってると思うけど、街に馴染んでる羨ましさというのもあるような。そして同世代の女の子はオシャレでボーイフレンドもいて。それに比べキキは黒い服。で、宅急便という仕事。そのギャップがちょくちょく画面から伝わって、キキ、がんばれ!いいじゃない…!その服だって似合ってるよと声を大にして言いたい。けど羨ましいよね。街には冷たい人もいるけど優しい人だって沢山いるわけで。パン屋のおソノさんなんて、まじ良い人…。ふくよかな人だなぁって思ってたけど、あれ赤ちゃんいたんですね。最後に知りました!今更っす!キキの魔力が終盤、弱まって飛べなくなるんですが、それと同時にジジも言葉を無くす。ただの猫さんになってしまうんだけど、なぜ喋らくなったのか…管理人の考察は、一つはジジは恋愛してただの猫になった…彼女をつくり普通の猫社会に馴染んだから喋らなくなった。ジジの魔力が逆になくなった。キキの魔力で言葉がわかるというのもあるけど、ジジも普通の猫じゃないだろってことで。二つはキキが自立した大人になったから。まだ不完全だけど、確実に成長した。ジジとの会話はじつは全て妄想。最後、キキがブラシで飛んで魔力が戻ったにもかかわらず、にゃーだったのは…もうジジと喋らなくても一人で大丈夫だから。って勝手に思ってるけどどうなんでしょうね。作った人にしかわからないのか、作った人もわからないのか。これもなにかのメッセージなんだろうけど、まだそこまで深読みできない!何度も見てんのに!!あと、お気に入りは絵のお姉さん。ウルスラって名前があるのに、物語では一回も呼ばれない。EDでも声優のみなのでわからない。けどとても重要な役。居なけりゃキキはどうなっていたんだ…というくらいに。話は後味よくて、スッキリするし元気になれる。今でも元気ないときに見ます。ちょっと明るくなれるんですよね。↓以下 気になるシーンとか

■絵に描いたようなキキ一家。お父さん、高い高いして~はヤバい。13歳であれはできない。管理人、若干ひく。
■突然の雨、貨物車で一夜をあかす。干し草が良い匂いなのは画面とおして伝わってくる。お気に入りシーン。
■作中の音楽の入り方が絶妙。OPのラジオからEDからサントラまで…心地よい。
■朝のキキ、トイレシーンはいらないんじゃ…と思ったら、わざと入れたらしいね。宮崎作品の女の子はう○こもし○こもしないんじゃない?という意見から、そんなことない!みたいな反発?ちゃんとリアリティーをだそうということだったと、どこかで読んだような聞いたような。
■初仕事なのにお届けものが結構雑な扱い。振り回して鳥を撃退するキキ。それ苦情くるから…
■ジェフ可愛い
■ニシンのパイのお婆ちゃんの優しさ…孫の態度の違いに真っ青。
■街並みが綺麗。細かく取材したのがわかる。スウェーデンらしいね。
■キキ、ツンデレというか思春期のあれ。本当は仲良くなりたいのに素直になれないの!
■キキとウルスラのシーン。飛べなくなったキキに対して。「そういうときはジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」でもやっぱり飛べなかったら?「描くのをやめる。散歩したり景色みたり、昼寝したり、何もしない。そのうちに描きたくなるんだよ」なるかしら?「なるさ」
■ウルスラ、自分の絵にたいして「今までのは全て人のまね。自分の絵を描かなきゃ」くるしかった?「それは今も同じ けど前より絵を描くってことわかったみたい」
■ウルスラの口癖「私そういうの好きよ」
■キキ「ここに会いにきていい?」ウルスラ「私もときどき会いにいくよ」キキの相手役はトンボでなくウルスラだと思ってます。ラブすぎる…。
■ニシンのパイお婆ちゃんからケーキのプレゼントで管理人号泣。
■まさかの…ブラシで空を飛ぶ。集中して飛ぼうと気をためてるシーンは無音で、ぞくっとしました。
■落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです。



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