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ユー・ガット・メール

監督 ノーラ・エフロン  公開・1998

ええ話やった…。管理人、これ何度も見てます。超分かりやすい王道ラブストーリーなのですが、テンポよく進むし、キャラの心情が細かく表現されていて、初めから最後まで丁寧にお話を作っているなという作品。メグ・ライアン可愛い…っていう作品でもある。OPは軽やかに音楽とともに始まり、小道具を沢山見せてからの人物登場。主人公のキャスリーンはフランクという彼と同棲中。しかし、彼には秘密でパソコンでメールのやりとりをしている相手がいる。キャスリーンのHNはショップガール。もう一人の主人公、ジョーはキャスリーンのメール相手。HNはNY152。こちらもパトリシアという彼女と同棲中。メールの中ではとても親しい友人。現実では商売敵という関係のジョーとキャスリーン。メールでのやりとりをバックに街で彼らはすれ違ったりしているが、彼らがメールでの友人だなんて誰も知らない。二人だけの世界であるメール。そのメールでのやりとりがいつしか彼らの心の支えとなり…。お互いの名前も職業も住所も知らない。別れたければすぐに別れられるが…やめられない。話題は本、音楽、他愛もない話…。そんな彼らのやりとりを聞いているととても幸せな感じがする。ほっこりするといいますか。ほんのささいな日常の話なんだけど、ジョーの話はユーモアがあるし、それを返すキャスリーンも知的だし。言葉を沢山知っている感じで高レベルな二人なんだなという。はたから聞いていても楽しい。二人は同業者で、本に詳しいから言葉の種類が多いのも頷けるんですが。街角の小さな店が街角の大きな店に潰される…。現実の大嫌いな敵がまさかNY152さんだなんて…!キャスリーンとジョーが喫茶店で会うシーンは物語のポイントになるシーン。ジョーだけが、ショップガールがキャスリーンだというのを知っている。どちらかが知ってるというのが…いいよね!そこからの展開、話のキモに迫っていく感じがなんとも。エレベーターに閉じ込められたジョーとパトリシアのシーンなんかハッとします。もしもここをでられたら…同じエレベーターに閉じ込められた夫人は言う「ここを出られたらママと仲直りを…なにしてるかしら」同じく乗っていた男は「おれは出られたらオーリートと結婚する。愛しているんだ、今まで何を…迷っていたんだろう」そしてパトリシアは「私は目じりのシワをとるわ」……おぃぃぃぃぃ…空気よめや…っていうかなんと想像力のないがさつで思いやりのない発言というか。パトリシアの人間性を垣間見てハッと気づいたジョーは目が覚めて彼女と別れる。ジョー「一緒に乗っていた男は求めるものを知っていた。その男が羨ましかった」ジョーは今までお付き合いした女性は多いが長く続いたことはない。愛とはなんなのか。自分のハートを満たす女…そんな女に出会ったことあるか?と父に問われ…。そこで決意を。そう、心を満たす女性はキャスリーンだと気づくんですよね。求めていた人だと!リアルではいがみ合ってたけど、本当の彼女の素をメールを通して知っているから。その人間性に惹かれるというのは本物だと思います。恋に見た目はあるけれど。もし彼女が不細工だったら…そこは映画だからメグ・ライアンだから!本気でアプローチを開始するジョー。お見舞いに好きなデイジーの花持って行ったり。これもメールでのやりとりで知っているんだよね。そして「友達になりたい」と告げる…。メールでは親友だけどリアルではここからが始まりなんだものね。会う回数を重ねていくジョーとキャスリーン、次第に仲良くなり、商売敵としてではなく、一人の人間として接する。そうしていくうちに惹かれていく。メールでリアルで、一人二役をこなすジョー…。キャスリーンにNY152だというのもバレずにやってのけてる器用さはやはり頭がいいというか。キレる。仕事のできる男は違うな…って感じがしました。そしてNY152と会う日、ジョーは告白するんですよね。「僕らの間に店のことがなくて、ただ普通に出会っていたら…電話番号を聞いてた。きっと24時間も待てずに君に連絡してたよ」「約束を破った男は許すのに、僕の小さな罪は許せない?店を奪ったこと許してほしい」素直な思い。本当になにも隠してない。キャスリーン「いかなきゃ…」名残惜しい感じの彼女。きっとこの告白に心が揺れてるんだと思う。もう憎んでいたあいつじゃない…。ああああこのギャップ!!敵だったのにじつは優しいとか弱いんだから女は!!ジョー、イケメンすぎ。で、で、NY152とついに会うシーン…。「ブリンクリー!!」犬とやって来たよ!!NY152=ジョーが!!!登場とともに音楽が流れるんだけど、管理人、、泣いたわ。何度も見てる。ラストだってたいてい察しはつくがな!けどね、わかってるけど泣くのよ。これきた!みたいな感じで。王道バンザイ。今までの丁寧な描写あってこそこのラスト。色んなことあったよね…思いだされる。「あなたでよかった ずっとそう願ってた」キャスリーンの台詞。いつからずっと願っていたのかは、きっとリアルに友達になってからだと思うんですが。ずっとっていうのはきっとその前から、運命のようなものなんだと思います。そして抱き合いキスしてEND。めでたしめでたし。EDの歌詞も二人の心情と重なって、余韻が… 「あなたといると本当の自分になれる。今までにないほど自然のままの自分に…」言葉がどれほど大切なのか、本当の愛とは…ストレートに分からせてくれる作品でした。
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