◆41話 ◆レコアさんのことでカミーユは気を落とす。ファに声をかけられても
「心配すんなよ、落ちこんじゃいないよ」と心にない言葉。壁におでこを押し付けて表情の見えないカミーユ。もろに落ちこんでる…。落ちこみカミーユも可愛いぃ。ロザミィはハサン先生のところで精密検査。しかし容易に検査させてくれるロザミィじゃないよ!クムやシンタも先生に協力するがロザミィは暴れる。そんな様子を心配してカミーユとファも駆けつける。嫌がるロザミィにカミーユの一言
「お兄ちゃんとずっといたいなら、そうしないと…」自称お兄ちゃん、ロザミィのあしらい方凄い上手くなっとる…!カミーユの柔軟性やばい。ちゃんとお兄ちゃんしてる。クムも一緒に検査する!そう言うクムにお兄ちゃん、「えらいなぁ」と頭ぽんぽん。それを見たロザミィ、
「私もやる!」お兄ちゃんに褒められたい。精神的にクムらと同じなんだなぁ微笑ましい。そしてカミーユ、ロザミィの扱い方が完璧です。検査続行、ハサン先生
「それじゃあ胸みせて」クム
「はい!」ロザミィ
「はい!」…ちょ、ちょっとあのそのロザミア一応外見は年頃の女の子ですよ…ね、あ、いいです見なかったことにします。(これは検査これは検査…)落ちついたところでカミーユらは去る。去り際にロザミィ、「お兄ちゃん後で迎えに来てね!」と振り返る。胸全開。カミーユ、一瞬たじろぐも、お兄ちゃんの貫録取り戻し、了解。それ見たファのやきもち、カミーユの頭ぼこーん。この一連の流れ、お約束になってます。ティターンズではバスクとレコア二人きり。毒ガス作戦の指揮をとれとレコアに命じる。本気でティターンズに忠誠を誓うならやってみせろと…非道なやり方にレコアは躊躇。試す方法なら他にいくらでもあるはず、と言い返す
「うぬぼれるな!」バスクの修整、げんこつパンチ…レコアの頬が陥没したんじゃないのかと心配するほどの威力。ブライトさんの平手打ち修整が本当に可愛くみえます。バスク、拳ですから!!
「レコア少尉、我々は人殺し集団ではない。一刻も早い平和を願っていることを忘れるでない」う、うそやああああああああああああっ!そしてアーガマではロザミィの検査結果が。クワトロは気になってカミーユに問うが、まだ結果はわからないというカミーユに
「良い子でも味方とは限らんのだぞ」と忠告。検査室、ロザミィは上半身裸のままでお兄ちゃんに抱きつき。やっと終わったみたいな。これがクムぐらいの大きさだったら違和感のない和む場面なのですが、ロザミィ、そのおっぱい…どうみても子供じゃないから!お兄ちゃん、初めこそ驚いたが、何という精神力。平常心保ちいつも通りの貫録。す、すげぇすげぇよカミーユの兄貴…!尊敬するよ!
「はい、早く服を着て!」ハサン、おせぇぇぇぇ――。もっと早く服を着せてあげて!何、ハサンそんなにロザミィのおっぱいを?ハサン…もう心なしかあの口髭がエロい。出撃のサイレンが鳴り、カミーユ去る。その時、ロザミィが「出撃」という言葉に反応。何か思いだす…頭をかかえるロザミィ。検査結果は身体に問題なし。あとはドーピングのテスト、催眠療法…まだやることが沢山。出撃したカミーユが気になるロザミィ、
「カミーユ…Z…私だってMSに乗れるよ!」戦ったらお兄ちゃんに褒めてもらえる。クムやシンタに促され
「お兄ちゃんの手伝いに行こう!」乗ってしまうのであった。ついに覚醒、ロザミアが帰ってくる。元に戻ってほしかったので不謹慎にも安心しましたが、またカミーユは荒れるだろうなぁ。複雑…。空ではレコアがコロニーに毒ガスを注入。本当はしたくなかった。ここでアーガマの邪魔が入れば自然と中止され、ティターンズへの忠誠も叶うはずだったのに。Zの到着は遅れてしまった。多くの市民が死んでいく悲しい苦しい思念がカミーユとファを襲う。
きもちわるい… やっとレコアのいる領域に到達したZ。毒ガスで市民を殺したレコアを前に
「僕はあなたを許さない!!」「…死んだら、許すも許さないもないだろ?坊や」「貴様ァァァァアア!」レコアのカミーユに対する「坊や」はきますね…完全な悪に徹する感じ。おおっと思いました。…が、クワトロがやってくると、
「クワトロ大尉か!」「今更、何故か、とは聞かん」「大尉…貴方はいつもそうして!いつも自分だけ高い所にいようとする!」「それが理由か、レコア少尉…ならばせめて私の手でその業を払わせてもらう!」「世界が自分を中心にして動くと思うな!!」カミーユに対しては凛とした態度だったレコア。大尉となると、自分の弱さを露呈し、ほぼ感情。愛かどうか分からないがそれが憎悪になってしまった感じ。自分に気づいてくれなかった大尉。「世界が自分を中心に回っている」そうしたかったのはレコア自身だと思いました。大尉にとって自分(レコア)を中心にしてほしかった。そうか、大尉の前では女の人になってしまうのか。Zについてきてしまったロザミィ。いったん、コロニーに降りるZ。そこは毒ガスによって無残にも変わり果てた街。死んでいる子供。怒りに身を任せ敵を撃つカミーユ
「なぜそうも簡単に人を殺すんだよおおおおお!!死んでしまええええ!!」敵をめった刺しにするZ。それを見てロザミィは
「Zガンダムは空をおとす…」自分の使命を思いだす。
「お前は敵だ!私はロザミア・バダム中尉だ!私の使命はZガンダムの破壊とパイロットの抹殺!!!」…私は思った。ハサン先生、何故身体検査からしたし…初めから頭おかしいって目に見えてわかるじゃない…ドーピングと催眠療法から何故しなかったし…身体…やっぱりエロ親父だったのか。ハサンにはがっかりだよ!で、Zに無線。「ロザミィはティターンズの強化人間だ」おそっつ!荒れるカミーユ
「ロザミィ!!!うわああああああああああああ―――!!!!!!!1111ううううう……」今までで一番悲痛な叫びでした。クワトロVSレコアは勝負がつかぬまま…大尉、敵でも元仲間だったレコアを撃破できない。
「…またはずれた!何故、落とせん?私にためらいがあるのか?」「あたしが貴方を倒すのだよシャア!!」帰還命令で去るレコア。大尉、何だかんだで優しい。うん、レコア悪い人じゃないから…複雑すぎる。ロザミアも去る。その姿にファ
「カミーユ……あの女が行ってくれた…」ロザミィがいなくなって安心したのか、でも悲しいような神妙な顔つきのファ。毎度展開しすぎな物語にあたふたしっぱなし。
▲◆42話 ◆サイド2へ向かうアーガマ。ハサン先生のもとに強化人間について質問しにくるエマ。丁度カミーユさんも聞きに来てて部屋入ったら、おやっ…クワトロとファもいるよ!
「おいおい、ここはいつから談話室になったんだ!?」ハサン先生まあまあいいじゃないですか。皆の疑問はひとつ。「ロザミィが強化人間だというのは確かなのか」薬物の反応は筋肉、頭にも見られ、もう完全に薬漬けだったよう。カミーユ
「先生!強化人間なんかつくって一体何になるんです!?」ハサン
「医者というのは可能性にチャレンジするチャンスを待っている人種でね」他人の体ならどういじりまわしたっていいのか。ニュータイプは創りだされるものではない。自然とでてくるもの…そんなの駄目だ!!カミーユは我慢できなくなり部屋を飛び出す。
「自然の革新を待つのが本当だが」「それを待っていたら地球は人類の手で汚れきって死に耐えます」「そうだな」クワトロそう言って去る。自然にでてくるのを待ったらどれだけの時間がかかるのか。でも人を創るとかあり得ない話で。ロザミアはフォウと違って、過去の記憶があるようなそんな描写があるので、普通の人をベースに記憶を入れ替え、薬や機器で改造みたいな感じなのでしょうか。可愛い女の子ばかり強化人間にするとか痛々しいけどそこがいいのか。男の強化人間でてきてない…よね。ニュータイプで言ったらカミーユとアムロぐらいで。大尉も去り、エマと二人きりになったハサン。
「中尉!顔色が悪いな」「そうでしょうか」「どれ、久しぶりに健康診断してやろう」「は?」「胸をあけて」「いえ、けっこうです」エマ最高。さっさと去りました。ハサン先生って、天然?天然なの?違うよね。天然装ったエロ親父だよね、ね!ファとカミーユ。「ロザミィが攻めてきても戦えるのか」と、ファの問い
「わからないよ…強化人間だって好きで戦っているんじゃないんだよ」「そうだけど、戦うようにデータをインプットされてるんでしょう?」「人間にそんなことできるわけないだろ!」人間は機械じゃないよ!場面変わり、ヘンケンブライトクワトロ3人でおしゃべり。大人の男達が並んでるだけでドキドキします。ブライトはダカールで演説したクワトロをパイロットとして戦わせたくないと言いますが大尉は
「みずくさいなぁ…艦長」かわいいいいいいいいい。なんだろ最近クワトロ×ブライト可愛すぎて。ブライトが大尉に敬愛こめすぎなんだよ!そこがやばいんだよ…くぁー!場面変わり、ロザミィ。訓練飛行してるのか、ビームの威力に「気にいった」と一言。そして、
「これならアーガマを落とせる。お兄ちゃんを救うことができる」と。カミーユと接触しすぎたのかニュータイプ同士惹かれあってしまった所為でお兄ちゃんは記憶の中に。その訓練を見てたロザミア監視役の人が新キャラのイケメン。けど話数見る限りもうそんな出番ないよね!アーガマでも出撃の準備が整う。Zの出撃を不安そうな顔で見つめるクムとシンタ。
「お前達…そうだよな、ロザミィはお前達のお姉ちゃんだもんな」絶対に連れて帰るから安心して待ってろ。カミーユは戦いに行くんじゃない。お兄ちゃん優しいぃぃー。カミーユ、ファ、エマ、クワトロ…ほぼ全員出撃。ファも前回ぐらいからパイロットしてます。やっぱり戦わないと皆を守れないって気づいたんですよね…クムシンの影響ですよ。クムシンぱねぇ。空で撃ち合うカミーユとロザミィ。すれ違った瞬間、「ロザミィ…?」「お兄ちゃん…?」
「お兄ちゃん、敵のZガンダムに捕まってるのね」そんなロザミィに語りかけるカミーユ。「クムとシンタのところに帰ろう」
「あ…そっかぁ、そうだねぇ」ロザミィの顔が一瞬綻んだ。しかし、機体から発せられる不思議な波動でまた凶暴なロザミィが顔をだす。「Zは空を落とす…」お兄ちゃんはロザミィと戦いにきたんじゃない!新しい弟や妹のもとに帰ろう。白い船(アーガマ)に帰るんだ。ロザミィの機体を抱きしめるZ。ロザミアの脳波は弱まっていき…。
「少し時間をください」そう、エマに言うとカミーユはロザミィと共にコロニーへ降り立つ。緑の大地。今この上で戦争やってるなんて思えないほど穏やか。静かに心通わせる二人。いつかボートに乗った湖畔の近くで寄り添いながら。
「こうやって抱きしめていたかった、そういう女の子がいたんだ」「ファのこと…?」「違う、戦いのなかで僕をかばって」「死んじゃったんだぁ…」「ああ…」「恋人?」「違うなぁ、僕とロザミィみたいな関係さ、わかるかな」「カミーユのお姉さん!」「え…そうだよ…よくわかるな」「わかるよ!お兄ちゃんのことだもん!あははははっ!」カミーユとロザミィのような関係。それはニュータイプ同士の、やはり兄妹ということになるのでしょうか。今まで「お兄ちゃん」と言っていたロザミィが「カミーユのお姉さん」と言ったとき、カミーユは動揺。もうお兄ちゃんじゃない…?みたいな。ロザミィの記憶が錯綜してる感じ。そんな穏やかな時間も終わろうとしていた。ロザミィ監視係のパイロットらが二人の前に現れる。怪しい波動でロザミィの戦闘プラグラム作動。
「誰だお前は!!!」さっきとは真逆の人格。生身のカミーユに斬りかかる。
「ロザミィ!!俺は君のお兄ちゃんなんだぞ!!」クワトロ大尉の援護で助かったカミーユ。ロザミィを撃つことなんてできない。
「なぜだ…誰が君をそんな風にしたんだ。もうアーガマには帰ってこないのか…」涙を流すカミーユ。フォウも救うことができなかった。ロザミィまでも。フォウやロザミィは恋愛という対象ではない。なんかもっと穏やかな、何でしょう…家族みたいな同じ種類の仲間みたいな…。そしてもうあの妹ロザミィは見れないんでしょうか。カミーユがちゃんと本気で「お兄ちゃん」として接していたことに彼の器の大きさというか、壮大な人類愛を感じてしまいました。
▲◆43話 ◆前回のサイド2での戦いはバスクの陽動作戦にすぎず、本当の目的はエゥーゴの拠点、グラナダをグリプス2のコロニーレーザーで焼き払うこと。アーガマを去ったロザミィはグリプス2の空域に向かっていた。そしてコロニーレーザーは月面都市グラナダを射程距離にとらえようとしていた。アーガマではのんきにアポリがビリヤード。そこへクムシンとハロが。そしてカツが…!久しぶりの登場。…あれ、前回もいたような気がしないでもない。本当にいつの間に来た!?って感じなんですけど。
「あれ?また単独行動で来たの?」シンタ、ナイスな質問。というか、単独行動ばかりする問題児っていうイメージがシンタのなかでついちゃってるのが悲しいんですけど!本当のことだから誰もツッこまないんですけど。むしろ拍手!
「ヘンケン艦長のお供だよ!」失礼しました。そしてカミーユに指令が下される。
「ハマーン・カーンと接触してグリプス2の破壊工作を依頼せよ」何としてもアクシズをエゥーゴ側に引き寄せたいと言うメラニー会長のご命令。まだアクシズが敵と決まった訳ではないとクワトロ。それを聞き、納得いかないカツ。カミーユも大尉は本気なのか…?と怪訝な表情。前回、あれだけ決裂していたというのに。大人の事情だよしょうがないんだよ!しかしカツは
「やめましょうよ!そんなこと!」と聞かない。
「カツ!!お前が口出しすることではない!!」ヘンケンの喝。
「はい…」ヘンケンの一喝で黙るカツ。いったんお開き。そしてしばらくするとエマ姉のどなり声が通路に響き渡り……そう、カツです。エマ姉もカツに喝いれます。
「いい加減にしなさい!」それでもカツはアクシズを信じられないと言う。毒ガスを平気で使うティターンズと同じではないのか。どうせ寝返るに決まっている。カツの横にはファ、クムとシンタも。彼と同意見だよみたいな。この作戦に反対するのもわかる。彼ら以外にも良く思っていない隊員はいるだろうと。カミーユもその一人なのでは、と、エマが尋ねる。しかしカミーユさん成長した。命令は命令だから聞く。そしてアクシズにも興味があると。カミーユがまた大人の階段を上っていくよ!カツは全く成長しないというのに。ファとクムシンは除外です。言うこと聞かないカツやファをブライトさん許さない。
「実習室に入ってろ!!」カツ、負けずに言い返す
「エゥーゴって昔の軍隊そのままですね」ぶっちーん。キレたブライト、カツをビンタ…!と、思ったら、カツよけた!さっとよけよった!!反射神経ぱねぇ。若さゆえの速さ。ブライトパパの修整を知りつくした感じ。もう分かってんだよその攻撃は!みたいな。お前、どんだけ修整をうけてきたんだ。さすが問題児だぜ!
「カツ、実習室に行きます!」…元気よく去って行きました…。白旗を持ち、Zは空へ飛び立つ。アクシズに向かうカミーユ。そしてハマーンとの交渉。すると直接アーガマへ行き、話を聞きたいと申し出てきたハマーン。何を考えているのかわからないけどハマーンは相変わらず態度がでかい。威圧感でなら、バスクの次に強いです。なんか見つめられるだけで寿命とられそう。ま、要するにシャアが気になるからアーガマ来たいんだよね!で、アーガマに投降したハマーン、シャアと会う。
「13番地以来また会ったな、シャア…この縁、不思議とは思わんぞ」「永遠に切れない仲らしい。それもいいだろう」「よい返事だ…ということはエゥーゴはかつてスペースコロニーを支配していたザビ家の復興を認める…というのだな、艦長?」ブライト、急に話振られる。
「エゥーゴを支援する人々はその条件をのむようだ」そしてクワトロ
「ザビ家復興を認めればどうするつもりだったのだ」「地球に全面核攻撃をするだけのことだ。アクシズにはその用意がある」それを聞いているカミーユ、怒りでわなわな。今にも飛びかかりそうだが大人の階段上ってるので耐えることはもう簡単。
「(これ以上、地球を汚染したら地球は…!)」心のなかで言葉を押しつぶす。そしてハマーンにグリプス2の破壊工作を頼むクワトロ。しかし、その頼み方違う!とハマーン駄目だし。仕方なく、サングラスとって、お辞儀も綺麗な45度…。OK!!約束は守るよ!とハマーン去る。内心、あの女アァァァアアー!!なめくさりやがってぇぇぇー!!とか思ってますよシャア。で、ブライトパパ心配でクワトロ見つめてたら、
「これでいいなら安いものさ…」ぽつりと言ったよ。さすが大人や。しかし内心はギリギリしてるはず。で、作戦開始。Z出撃。敵に苦戦するカミーユ。明らかに不利な状況。パイロット不足…。そう、カツとファが謹慎中だからだよ!このままでは危ない。トーレスまでもが出撃しなければならない状況になってしまう!カミーユの危機をいち早く察知したファはいてもたってもいられなくてブライトの元へ。謹慎といてください!ついでのカツ…みたいになってますけど。謹慎がとかれ、急いで出撃。カツは若干のもたつき。それを見たトーレス、
「カツ!お前も行けよ!俺が代わりに出るとこだったんだぞ!」「トーレスさんがぁ?そりゃ無茶ですよ(笑)」「俺はこっから離れられないのぉ!」トーレスのほうがちゃんと仕事しとるわボケェ!カツ笑うなぁぁぁぁー!トーレス出撃しなくてよかった。そして加勢するファとカツ。カミーユを応戦。そしてアクシズの戦艦、グワダンはグリプス2を攻撃。作戦は成功。ハマーンは約束を守ったのだった…。戦いを終えたクワトロ、ミネバ様のもとへ。ハマーンにっこり。
「ミネバ様、これでエゥーゴはアクシズのものでございます。これ以降はミネバ様の手足となって、ザビ家再興のために働いてくれるでありましょう」シャア、ぎりぎり…。内心、黙れこのババアがぁぁぁぁぁー!!好きで手ぇ組んだわけじゃねぇぞぉぉぉー!!死ねやぁぁぁぁー!…と思っているに違いないです。敵を倒すために、嫌な奴と嫌でも協力しなければならない。ぎりぎり…大尉がんばれ…!
▲◆44話 ◆前回のグリプス2の攻撃で月面都市グラナダは危機を逃れたかに見えたが…。ハマーンはティターンズのジャミトフに会おうとしていた。ジャミトフとジェリド、
「ハマーン・カーンか」「はい、ハレンチこの上ない女です」「君はどうやって生き延びてきた?」「私はただ敵を倒すまでは自分も死ねないと…」久しぶりのジェリド登場で、第一声が
ハレンチこの上ないとか爆笑でした…。ハレンチってどういう意味で使うのか分からなくなりました。きっとこれが正しい使いかたなのかもしれませぬ。そしてカツ!今日も元気だなおいカツは!飯も食わないでメンテの手伝い。「少しは休めよ」というカミーユに
「こうでもしないと僕の存在価値なくなっちゃいますからね」…カツ…そんなことないそんなことないよカツはカツだよ自信もってカツ…。なんか涙でてきた。ブリッジではブライトとクワトロ。ハマーンからの連絡を待つ。そこへカツとカミーユが。ちゃっかり話を聞いていたカツは「どういうことなんです!?」と問い詰める。するとブライト、
「はぁ……」深い、ため息が深いよ!!こいつまためんどくさいことを的なブライトさんあからさますぎぃぃ。そして止めに
「カツには関係ない」許したって、許したってや…悪い子やないんやでぇ…。存在価値とか難しいこと考える子なんやでえ!クワトロとブライトに見事あしらわれ最終的にブチギレカツ。
「いつもそうだ!」部屋を飛び出していきました。ファイト!ティターンズではサラ、シロッコ、レコアの三角関係が勃発しようとしていた。ハマーンのもとに側近みたいな感じでレコアを連れていくとシロッコが言うからサラ嫉妬しちゃって…。一緒に連れてってほしいのに、後方の索敵を頼まれる。何故私ではないのですかパプテマス様…。そんなサラに、「信頼している者しか別行動させない」と上手い事言います。それに対しサラは
「パプテマス様は当てつけておられる…私をもっと必死にさせるために…当てつけならば私もそれに応えてみせますパプテマス様…」サラの忠誠は本当にすがすがしいほどなんですが。好きです!Zの出撃。空にでたカミーユは敵(サラ)のプレッシャーを感じ、
「よんでいる…」と。そしてサラとの戦いが。久しぶりのカミサラ、いや結構好きだったりする二人の絡みなんですが。サラの言動に本気で説教&容赦ない暴力で応えるカミーユさんってのが、本当にたまらんのです。この不思議な友情がね!
「やめろ!」と、戦いを拒否るカミーユに
「パプテマス様が認めてくださる!」と即答。全てがパプテマス様中心のサラに脱帽。サラを追いZを降りたカミーユは生身でコロニーの中へ。「早く来いカミーユ」サラ、カミーユをおびき出すつもりが、逆にカミーユさんに生け捕られ、
「離せカミーユ!」「どうしてそんなにムキになる!」「パプテマス様のためよ!」「サラはもういくらだって奴のために働いてるじゃないか!サラを大事にしてるんならこんな危険なことをさせるわけがないだろう!」「違う!私はレコアよりも期待をかけられているのよ!」「レコア…?」「そうよ!レコアなんて私にとってはただの当てつけなんだから!!」「やめろ!!サラ目を覚ませ!奴に正義なんかないんだ!サラはそれに気がついてないんだ」「ふ…分かってないのはカミーユのほうよ」「うぅ…」「パプテマス様は人類の新しい世界を切り開く方だわ」「利用され、殺されてもか」「あの方の理想のためだったら死んでもいい!!」「バカアアアアアアー!!!死んだら…死んだらおしまいじゃないか!死んだら…」「カミーユ…」サラのために本気で、言葉を震わせるほど説教するカミーユさん、熱いしすげぇ良い男。パプテマス教からサラを救えるのでしょうか。しかしこうも信じ続けるサラを、その信念があるからこそのサラなので、パプテマス教は続行してほしいと、個人的には思うのであります。そしてZにサラを生け捕ったカミーユさんはそのまま戦いに。で、カツです。カツが気づいてしまったんだなサラがZにいることを。丁度カミーユが通信しててサラの声が入っちゃったんだな。思いだせあの失恋を…!カツ、あれだけ出撃しぶってたのに(ジオンのために戦えない的な)サラがいると気づいたら、カツ、行きます!で、久々のカツサラなんですがカミーユの仲裁で面白いことに。
「カツお願い、こんな戦いはやめて!ハマーンのために戦うなんて」「よせサラ!これ以上カツを利用するな!」「グワダンを沈めるのよカツ!聞いてる!?」「そんなにシロッコに抱かれたいのかあああああああああ!!」カミーユブチギレ、サラの頭つかんでコックピットに撃ちつける。サラ気を失いKO。面白い。面白いよこの二人。コンビ組んで漫才してほしいよ。そしてアーガマに戻ったカミーユ。人殺しはできないというカミーユさんの心情のもと、サラもアーガマに。そこでカツと対面。
「カツ、強くなったのね、前とは人が違うみたい」「君のおかげだよサラ」「へぇ!?」「人間不信に陥れば用心深くなるさ…」「強くなるのはいいことよ、それが好きな人のためなら…」「そうだな、君もそうやって強くなったんだね、シロッコのために…」カツがなんだか男らしくみえました。失恋を乗り越えて強くなったんだぞカツは!カミサラとカツサラが今回熱かったのでハマーンの件が感想書けませんでしたが、ハレンチこの上ない方法でジャミトフらに攻撃してました。さすが…!
▲◆45話 ◆地球圏をザビ家のものにするためジャミトフに会ったハマーン。サラはカミーユに捕えられアーガマに。アクシズをゼダンの門にぶつけるつもりなハマーン。味方かわからないけど、加わったことによりとても頼もしい…ハレンチこの上ない女ですが。ジャミトフ、バスク、久しぶりにおたおたしてますね。見た目は冷静で淡々としてるんですけど、内に秘める思いはあたふたですよ!エゥーゴの艦隊も同じ空域に接近。そしてなかではブライト艦長中心になって作戦会議。カミーユ、遅刻して参加。
「遅いじゃない!」「カツがいないんだ…」「へ?」へえぇぇー!?どこに行ったんだカツ!また何かにキレてバックレたのかしら…心配だわ。そして場面かわり、シロッコとレコア。シロッコは捕えられてしまったサラを出撃がてら救出してこいとレコアに。「サラも、サラのもっている情報も欲しい」と。レコア険しい顔。またもや嫉妬のあれですか…め、めんどくせええええ。
「もしお前が捕えられたなら、私は同じことをサラに命令する」「素直に喜びますそのお言葉…」喜んでないような表情だけどまぁいい。レコア、行きまーす!!アーガマでは、カツ、何をしているかと思えば、サラの部屋の監視カメラガン見。あんた…未練タラタラやないのぉ!そこへカミファ登場。ミーティングも出ないでサラ眺めてんじゃねぇよ、と。エマ姉かんかんだぞ、と。カミーユ、カツの腕を掴むと
「離せよ!!」反抗的なカツの態度にカミーユ怒ってビンタ!修整はいりました。
「こんな気持ちのまま戦えって言うんですか!」と、カツ。
「サラの事は考えるな!戦いに集中できなければ死ぬのはお前なんだぞ!」ごもっともなカミーユ先輩。
「わかってますよ!そのくらい!戦いますよ!!僕はパイロットなんだ!!」カツ…抑えきれない気持ちね、しょうがないよね、今は我慢するんだカツ!にしても痛々しい。そして全員出撃。カミーユはカツに心の中で
「カツ、これを乗り越えなければ自分が思っているパイロットになれないぞ…」というありがたいお言葉を送っていました。カツは何も聞いてないけどね!ハマーン様はいつ見ても優雅。ミネバ様はバイオリン弾いてらっしゃる…。ここだけ世界が違います。で、レコア「始まったよ…」覚悟を決めてアーガマに向かう。後ろからアーガマに接近。攻撃があっさりと当たる。そしてサラは脱出をはかる
「カツ…もう一度だけ会いたかったけど…」おいカツ!サラがこんなことを言ってるよ。早く出撃から戻ってこい!無理か!そして空ではレコアとファが。
「強くなったわね、ファ」「レコアさん…!」二人、絡み合いながらどこかのコロニーへ入っていきました。ファはレコアの事ををどう思うのか、誰も邪魔が入らないところでおしゃべりタイム
「レ…コ…アさん…」「元気そうねファ」「何故裏切ったんですかレコアさん」「やはりそういう風にしか見えなくて?」「当たり前でしょ!!」「私はもともと主義者ではないわ。私は戦争で亡くしてしまった私の感情の行きどころを探して生きてきたわ」「そんな人が私を憐れんで撃墜しなかったんですか?感情的にもならず」「今の私は女としてとても充足しているの。安定しているのよ…でもときどき昔の事も思いだすから」「それは勝手です!あたしにもカミーユにもショックでした。カミーユは苦しんでいます」「そうね、カミーユは男だものね」「関係ないでしょ!」「世の中には男と女しかいないのよ。それが信念とか思想とか別のもの…アーガマの男達は自分のことしか考えていなかった」「クワトロ大尉のことなんですか?」良い所で爆破きてトーク終了~。カミーユさん助けに来ました。レコアも爆破ととも去り…。そう、レコアは裏切りじゃないですね。ただ自分が心地いい場所を求めただけで。信念とかではなく。エマの場合が裏切りというのでは、と。ティターンズのやり方が自分の信じる道と違ったためにアーガマへ。同じ考えをもった仲間との行動をとったエマさん。エマとレコアを比べると、本当にエマは男前ですね。恐ろしいほどちゃんとしている。だからこそレコアが人間らしく、際立ったキャラに見えます。そして、カツサラきました!脱出したサラと空で交差するカツ。
「敵!」「サラ!なんでまた僕の前に出てきたんだ!?」「カツなの?」「そんなにシロッコの所に戻りたいのかぁ!!」「そうよ、だから邪魔しないで!私は貴方よりも先にシロッコに出会ったのよ」「そんなことが理由になるものか!」「そう、そうなの、わかったわ…さぁ早く撃ちなさい!今なら撃たせてあげるわ!」「やめてくれサラ!会いたいんだ会って話がしたいんだよぉ!」「そんな…例えそう思ってもそれを言うのは男じゃないわ…!だから貴方のこと全部好きになれないの!」「サラ…」完全なる敗北のカツ。優しすぎる…それが原因か。しかし逆にここまで言われると清々しいものだなカツ!しかし、青春汁を恥ずかしげもなく精いっぱい出し切ったカツは勝者だと思うドンマイ!すると後方から来たエマ姉、
「カツ、撃ちなさい!!」容赦なし。失恋とかどうでもいいから戦争中だからこれ。サラを撃てないカツ。失恋したってやっぱりサラが好きさ…!悪いのはシロッコだものそうだもの。
ばひゅんばひゅん!!!…!…エマ姉、何発もサラにビーム発射。さすがやでこれ…!カツとかもういいから、私が殺るよ殺ってやるよみたいな。まあ、それは置いておいて、今回の…大ショックな出来事が…それは…
アポリ、戦死…ジェリドに殺されました。爆破、機体に貫通ですよ。カミーユさんのブチギレ。死があっけなさすぎて、ぽかーんでした。なんでなんでアポリなのさああああー!初めから長くいたキャラだけに、悲しみも深いです…。
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