監督 ブライアン・ヘルゲランド
公開・2001平民が貴族のスポーツで名誉と富を得ようという話。しかし話が進むにつれて富とかどうでもよくなってくるから、すがすがしいよね。青春なストーリーです。主人公は貴族と偽って槍試合に出るんだけど、けっこう最後までばれないのが凄い、ていうかチョーサーのおかげだろう。チョーサーがすべての役を食ってしまうほど立っているので、本当にこれは最後までチョーサーです。あんなにロマンスとか黒い奴とかいたけど、なんといってもチョーサーさんだよ。テーマは
運命を変える 仲間と愛と…やさしく愉快な連れが本当にいいよね…。中世ヨーロッパっていう、歴史がよくわからない人にとってはちょっと堅苦しいかなっていう雰囲気なんだけど言葉だけ聞くと!しかしこの物語ではそんな雰囲気は一切感じられず!中世にはない若者言葉。中世にはない音楽をテーマ曲として流す。時代と合ってなくとも話のテーマと被せて流す!熱かったです…。主人公のパパが言った台詞が印象的でした
「不幸は幸せと同等の価値がある」 パパと再会したところはちょっと泣きそうになりました。しかし、全裸のチョーサーには敵いません…。奇人とぽっちゃりと威勢だけはいい奴と男勝りな鍛冶屋の女…この脇をかためる仲間が味すぎる良すぎ!個人的に主人公とヒロインのロマンスも良いのですが心に刻まれるのは愉快な仲間ですね…。まぁ何歳かわかりませんが、初恋っていう初々しさがいいのかもしれませぬが、初々しさを超えるキャラの前では霞んでしまうよチョーサー!問題をあげるとしたらそこなんでしょう…チョーサーが立ちすぎたっていう。主人公がイマイチがっとこない。面白かったのに…ですよ。やはり映画は役者さんですね。
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