監督 ティム・バートン
公開・1994ハロウィンタウンの説明から始まる物語。そこで凄く個性的な登場人物たちの紹介(こんなに変なのがいますよっていう)まで行われ、最後に主人公ジャックが現れる。そしてはじめからサリーとの恋も予感させます。ミュージカル仕立てで見てて楽しいです。ジャックは恐怖の王。しかし名誉がありすぎて空しい…っていう贅沢な悩みなんですけど。この今ある幸せは何かを失ってみないとわからない。
自分は何者なのか これがテーマなのだと思われます。そしてわかりやすく話は進み…クリスマスとハロウィン、この対極するふたつのものを使って違いをだし、そこに生まれるアンバランスな世界、そこに面白さがあるのだと。そしてなんといってもキャラの個性。特徴がありそれを生かす物語。大げさなほどいいってう…ここまでする?っていうほど、残酷なやつがいるけど、不思議と怖すぎない、むしろユーモアに変えてしまう。ティムバートンだなぁまぢティムだよなっていう作品だと思いました。ジャックとサリーのロマンスがまだちょっと見たいなぁと思ってしまう終わり方でした。博士に毒入りスープを飲ませて(殺人未遂)逃亡する女の子がこのハロウィンタウンでは一番まともな神経なんですよね。ジャックは世間知らずのおぼっちゃんみたいな感じなんですが、日本語吹き替えの市村さんがあまりにもピシッとした良い声なんで、頭良い子に見えるんです。とにかくあの悪ガキ三人組はやばい…。とにかくわかりやすく目で見て楽しいキャラ楽しいっていう。これがロングセラーなんすよね。
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