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タワーリング・インフェルノ

監督 ジョン・ギラーミン  公開・1975

最後までドキドキ。目が離せなかった…火事怖いですね。火をなめるな!!と言いたいですね。人がパニックになると、しかも集団だと恐ろしく変貌し、自ら死んでいくような哀れな姿になってしまうので、心理というのは興味深く、そして面白いです。この映画では、絶対に安全だとするタワービルが、低コストのずさんな設備のために、電線がショートし、ボヤが大火事になり、300人近くの人々が死にさらされるという、現実に十分ありうる話です。人の造るものを過信し、安全だと信じきる。人にできないことなんてないという愚かな思想。まるでバベルの塔ですね…驕った人間が神の雷をうけるという。都市化が進むにつれ、高いビル群が沢山造られます…そうした過大な思想が時に大惨事を招き、人が造ったものに人が殺されるという。現代人への教訓ですよね。今ある過信を捨てて、本当に大丈夫なのか、安全なのか、ずさんな部分はないのか、全ての人の生活のために、使うものを見直していく必要があると。人の造るものに完璧はないと肝に銘じないといけない。近未来への警告ですね…しかし、もう現実にこういう事故は起きていますから、パニック映画って本当に怖いんですよね、ありうる未来の映像を見ているようで。登場キャラは設計士と消防士がメインで絶対死なないポジションですが、消防隊長はわかる、死なないって!けど設計士の要領の良さと、ピンチの時の判断力、あの身体能力にはびっくりする。まぁ死なないだろうけど。設計士とは思えないあの呑み込みの早さ…最後の貯水タンク爆破するときも消防士の説明を数秒で理解したよな?すげぇぇってなった。本当に良いコンビネーションだった。サギ師のじいさんとミュラーさんは幸せになって欲しかったから、ミュラーさん展望エレベーターから落下したのはショックだった…無情すぎ。で、ミュラーさんは亡くなったのに猫は生きてるとか…いや猫生きててよかったけど、じいさんの失望した顔みると泣けてきて、本当に助かってほしかったので…これが現実かよ!!良い人が死ぬの辛い。欠陥な電線仕様にしたバカ息子とか死が目に見えてわかって、死に方も悪い人間性出まくってて期待を裏切らなかったのは良かったけど。あと、誰にも知られることなく死んでいったカップル(不倫?してたのかな)も可哀想で…。確実に火が消せるのは7階までだと言うのが隊長さんの話で初めて知りました。そら100階以上とか無理すぎ。ビルの社長が つくった人達は殺人者か と独り言のように言うんですが、そうなんですよね。人を殺したのは火ではなく貴方達です。最後に消防隊長がこれからもこんなビルが出来ていく限り、消防士は命をはって戦わなくてはならない みたいなことを設計士に言います…。本当に お疲れ様です、ありがとうございます はじめ、タイトルの後にでてきた一文、「全世界の消防士にこの映画を捧げる」はこの台詞で意味がわかりました。こんな大惨事が起きたって、人はまた同じことを繰り返す…きっと現代に生きている限り、無くなることはないなぁと。全世界の驕れる人々、この映画を見ろ。CGのない映画時代からこんな重大メッセージが…本当に本物の火って迫力があって、熱いものなんですよね。画面通して煙とかでてきそうでした。部屋とかはミニチュアを使って燃やしたりしたそうですが、製作に凄い費用がかかったと思います。でもそれ以上の価値があります。名作です。
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