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王妃マルゴ

監督 パトリス・シェロー  公開・1995

残酷な話であった…。フランスの宗教戦争ってこんなにおぞましいものなのですね。カトリック対プロテスタント…宗教の争いは今もあると思いますが、何年経っても人間が争うことって、そんなに変わりない感じで、人間の愚かさを痛感した映画でした。残酷な死体描写など、忠実に再現してあって本当に、歴史の一部をリアルに描写した…そんな感じで、とてつもなく濃い時間を体験できます。見た後は放心状態です。というか、プロテスタントとカトリックの違いがよくわからんのですが。ちゃんとキリスト教知ってから見ろよという感じですか…はい。女優さん俳優さんの演技がとても自然で、どのキャラも濃くて良かったです。マルゴ役のイザベルさんが何とも妖艶で美しいです。王妃なのにあの素行の悪さ…たまらんですよね…。自分の欲望に素直で本当に率直。兄弟達ともそういう関係なのか、貴族って本当に怖い。狂ってる!!!仮面をつけたマルゴ様がお気に入りです。女の人の衣装がどれも綺麗でよかった…マルゴの友人も良いお姉さんであった…。あとシャルル役のジャンさんも良かった。特にシャルルのコリニーに対する愛が、本当の父以上の愛で、本当に大丈夫か心酔にもほどがあるだろ…ってなりました。暗殺は失敗したけど、それを知ったシャルル…皆殺してしまえ!は本当に憎悪の塊です。こんな大惨事にしてる全ての首謀者は母のカトリーヌなんだが。何というババアだ…。あんなにも息子がいてその中の一人しか愛してないとかなにそれ…しかもその溺愛ぶりが怖いよ。もう息子あんなにでかいのに、いつまでたってもおしめのとれない赤ん坊みたいな接し方だよ…。狂ってる!!!平和のためとか言われて政略結婚させられたマルゴも可哀想。平和のためなら人を殺しても罪にならないというのだろうか。平和と言っているが、ただの権力争い。自分達の私利私欲のためだろう。そんな中、本当の愛を見つけたマルゴ、しかしこの運命には逆らえず、愛した人処刑されてしまうし。時代に翻弄されまくりながらも、最後まで自分の正当性を訴えたマルゴは良い女だと思います…。あと、シャルルが死んでいくさまは本当に辛くて…自分を愛してくれる人は本当は誰もいないのではないのかという悲痛な訴え。マルゴに最後すがりついて死んだシーンは泣けました。血が吹き出ながら死ぬ毒とか…あのババア本当にやることが鬼畜。愛とは何か?ということも訴えてくる映画でした。人間の汚さも際立ち…「欲」という言葉がよく似合う感じで。衣装や小道具、時代背景などもかなり忠実な感じがして、物凄く格式高いです。
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